持っている能力｜職務経歴書・履歴書の書き方

2種類の能力

仕事上役立つスキルというと、資格や専門的な技能、語学力など、明確でアピールしやすいものをイメージします。こういった能力は特定の職種に就くにも、それ以外の仕事でも評価されやすいものです。こういった特別なスキルは、とことんアピールしましょう。

しかし、特別なスキルは専門的な教育を受けたり、実務に携わって経験しなくては、なかなか取得できないものです。

そこで注目したいのが、判断力や提案力、対人能力などの社会人としてベースになる能力です。こういった基礎能力はどんな仕事にも通用できます。

社会人としての基礎能力の見つけ方

基礎能力は自分では判断しにくいですが、エピソードから探ってみましょう。

今までに対人能力や判断力や交渉力、忍耐力などによってうまくいった仕事はありませんでしたか。例えば、他の同僚より大幅に営業成績を上げた人の場合、その背景にはコミュニケーション能力が高い、取引先との交渉が上手、相手を納得させられる提案力が高い・・・などというように、様々な能力が隠されているものです。

まずは印象に残っている出来事で、その時自分がどんな行動をとったのか思い出し、導き出してみてください。その際、「自分は～～だ」という固定概念や思い込みは考えないようにするのがポイントです。

意外な能力を発見出きるかもしれませんよ。