履歴書の書き方の最低限のマナー
転職の際の提出書類は、履歴書、職務経歴書、添え状の3点が一般的です。その中でも履歴書は採用担当者が最初に目を通すものです。
採用担当者は、履歴書を見て、スキルの有無や志望動機はもちろんですが、応募者の人柄まで読み取ろうとします。もし書き方が悪ければ、職務経歴書や添え状に目を通さずに不採用になることもあります。
履歴書を作成する際の最低限のマナー
基本はワープロ、手書きなら万年筆or黒いインクのペンで記入
履歴書はビジネス文書と同等のものなので、黒インクのペンで、丁寧に楷書で書きます。また、最近はパソコンで作成する履歴書が主流になりつつありますが、企業によっては、手書きの方が真剣さの伝わるので、手書きの方が良いこともあります。
間違えたら書き直す
書き間違えたからといって、修正液や二重線で直すのはタブー。手間を惜しまない姿勢が評価されます。綺麗な書類の方が好感を持たれるのは言うまでもありません。
空欄をつくらない
「私はこういう人間」という主張をする履歴書に空欄があっては、ヤル気がないように疑われます。全部きっちり埋められるような、自分が書きやすい用紙を選ぶのもコツです。
文字や文体を統一
「~のとき」と「~の時」のように文字が統一されていないと、雑な印象を与えてしまいます。また、「である」調と「です・ます」調が混同していては、読みにくい履歴書になってしまいます。
使用した履歴書を使い回さない
他の会社で使った履歴書を、また別のところで使うのはもってのほか。それぞれの会社ごとに志望動機も変わってくるはずです。また、コピーを提出するのも厳禁です。手間のかかっていないコピーの書類は、「本気で入社したくない」といっているのと同じようなものです。
嘘を書かない
「経歴詐称」は、懲戒解雇になることもあります。面接でも苦労することが目に見えていますし、採用されたとしても心苦しい気持ちをずっと引きずることになります。
以上のように、社会人としての常識を欠いているような履歴書では、問題外となります。