学歴の詳しい書き方|職務経歴書・履歴書の書き方

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学歴の詳しい書き方

学歴の書き方って、「ただ時系列で学歴を並べていくだけ」と思っていませんか。今回は基本的な学歴の書き方から、事情がある場合の書き方まで詳しくご紹介したいと思います。

基本的な学歴の書き方

書き出し

「学歴・職歴」欄の一行目中央に「学歴」と明記。

年次

西暦と年号はどちらを使用してもかまいませんが、生年月日や提出日と統一します。公式文書なので、絶対ミスのないように正確に記入しましょう。また、昭和と平成にまたがっている人は「昭和64年」と書かないように注意してください。

具体的事項

学歴は小学校卒業から始めるのが一般的。ただし、小・中学校は卒業年次のみを記入します。転校や転学、編入学した場合はそれも記入し、あとで理由を問われるので、面接時に答えられるよう考えておきましょう。スペースがない場合を除いて、できるだけ省略しないように。
学校名は略字を使わず、例えば「~~高校」ではなく、「~~高等学校」のように正式名称で書きましょう。普通科以外であれば、「商業科」など学科名も記入します。スペースに余裕があるようならば卒業論文のタイトルを入れて、大学で学んだことをアピールするのもお勧めです。

事情がある場合の書き方

浪人や留年

触れなくても大丈夫。

休学した場合

休学期間と目的を記入します。
例:平成15年9月から半年間休学してオーストラリアに語学留学。

中退

中退の理由を記入します。どんな事情であろうと、自分から主体的に決断したのだと、前向きに強調するように書くと良いでしょう。
例:母が交通事故で、長い療養生活に入りました。母の介護と、経済的な事情で思いきって退学しました。また私自身、経済より英語を学ぶことに関心が移っていたので、これを機に独学で本格的に英語を学ぶことにしました。
このように事情があっても、書き方によって担当者に不安を抱かせないようにできます。目的が明確であれば、かえって評価されることもあります。
学歴の具体的な書き方について解説してきましたが、社会人経験が長い人や、職歴を詳しく書いてアピールしたい人の場合は、転職者用の履歴書用紙で、最終学歴だけを書くのも良いでしょう。