添え状の書き方の基本
添え状は、パソコンでも手書きでも、どちらでもかまいませんが、パソコンで作成した方が読みやすくなります。
用紙は、手書きの場合は白地の便箋を使い、パソコンの場合はA4かB5の用紙を使います。
書き方は、ビジネス文書の書式にしたがいます。
添え状の文章構造
1、冒頭の挨拶
例;「拝啓 貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
2、応募の経緯
企業は複数の媒体に求人を出しており、その効果を知りたがっていることが多い。紹介の場合もルートをきちんと書く。
例;「さて、△月△日付△△新聞にて貴社の求人広告を拝見し、早速応募させていただきました。」
3、自己紹介
PR履歴書・職務経歴書と矛盾しないように気をつける。
4、検討のお願い
採用や面接などを検討してもらえるよう依頼する。
なお、文末に「敬具」と書き添える。
例;「つきましては、ぜひご検討のうえご面談の機会を賜りますよう、お願い申し上げます。」
注意
●用紙1枚にまとめる
長い文章は、読みにくいうえ、焦点がぼやけることになるので注意が必要です。また、情緒的な文章や、抽象的な表現はタブーです。
●「ですます調」
採用担当者への挨拶状のようなものなので、丁重に書きましょう。
●個人的な事情を書かない
「速く仕事を見つけないと家計が厳しい」「理不尽にも解雇された」など、個人的な困窮を書いたからといって説得力はありません。